にしもん体育教室をはじめるきっかけは、なんと、小学生のころにどうしても出来なかった
逆上がりの話題からでした。
哲也先生とマネージャーは、ご存知の通り実の兄弟になります。
小さいときから、哲也先生は活発で(いや…わんぱくだな)、学校から帰るとそのまま
外に遊びにいくタイプでしたが、姉のマネージャーは完全なインドア派でした。

普段から体を動かして遊んでいる子は、体育の授業でもお手本を見るだけで
マット運動や鉄棒ができちゃんですよね。
なぜ、このようにできるようになるのかは、また別の機会にご説明をしたいと思います。

さて、新一年生の子供たちも、そろそろ体育の授業を初体験したかな?
また、どきどきしているんでしょうね。わりと、「これってできるかも⤴」と思って
くれるとうれしいですね。

私の場合は、まったく逆でした。小さいときの記憶には、体育の授業=できない自分との
戦いのようで、時間割を見るたびにブルーになってましたね。
特にあの「逆上がり」ですよ!まったくできない!
体育教室をはじめてから、わかったのですが、あの技はかなり複雑で筋力を使うんですね。
体の全体重を鉄棒をもって引き上げなければならないので、握力も使うし、腹筋もつかう
放課後に友達が心配して、教えてくれるんですけど、途中までしか体が回転しなくて
止まるんです。

結局、できなくてイヤな思い出というかトラウマになりました。
それで、自宅で食事をしながら話をしていたら、「逆上がり」ができなくて
小学校の体育の授業にはイヤな思い出しかないんだよね。と言うと
「やり方があるからね。順番通りやっていけば、どんな子でもできるとばい」と
さらりと答えが帰ってきました。

小さいときの自分を思い出した時に、ほんとに順番どおりにやればできたと
したら、「できている自分」をたくさん体験して感じられたかも!
それって、スゴイことだなぁと思ったんです。

ひとりでも苦手だった運動が楽しくなった!
出来なかった運動ができるようになった!
何にでもチャレンジしようと思えるようになった!

そんな教室をつくろうという思いが、「にしもん体育教室」の原点です。
チャンス、チャレンジ、チェンジです。