いよいよゴールデンウイークがやってまいります。
ご家族で、旅行やバーベキューパーティーなど、計画している方も
多いのではないでしょうか?

新年度が始まって、緊張度が高い状態から、いっきにリラックスモードに
なるわけですが、生活のリズムが再度変わってくるわけです。
それで、登校日前になると、ワケのわからない言い訳をし始めたり
しょーもないことで兄弟げんかを始めたりと兆候が出始めます。
一番困るのは、「何もしたくない」という状態ですね。

まぁ~っ。大人でも、休み明けの出勤は「なんかワクワクする⤴」という
気分ではありませんからね。
考えてみれば、小さい子供たちは絶対的に人生経験が少ないわけで(笑)
凹むのも理解できます。

そこで、防止策としておすすめなのが
朝起きる時間を一定にするということです。
休みなんだから、保護者の方もゆっくり寝ていたい!
よ~くわかります。普段は睡眠不足がちなので、寝だめしたい!
私も以前、そうでした。

でも、寝だめすると起きた時に頭がぼーっとして、かえって
だるかったりしませんか?
今話題の「睡眠負債」でも言われていますが、寝だめしても睡眠不足の解消には
なりにくいんですね。
これには、自律神経が関係してます。

自律神経には交感神経と副交感神経があるのですが、体中に張り巡らされた自律神経は
生きるための活動を無意識のうちにやってくれる働きものです。
ただ、この機能がバランスを崩すと、やっかいなんですね。
気になる仕事や職場でイヤな事があったりすると、なんかいちいち思い出して
寝つきがわるくなったりしませんか?
交感神経が優位になって、気持ちが落ち着かないんですね。

成長期の子供には、睡眠時間を適切に取ることがほんとに重要です。
決まった時間に起きて、自律神経を整えると、メンタル的にも落ち着いてきます。
イベントなどで、多少起きる時間が遅くなるときは、仕方がないですが、
できれば、いつも起きる時間から30分前後で調整していただくと
バランスがとりやすくなります。
試してみてくださいね。