ようやく、登校が始まりました。
学校が始まり、うきうきしてうれしいですね。
ただ、これまでと違って、机の間隔が広くなったり、友達とあまり話せなかったり
「新しい生活様式」の実践で、子ども達をとりまく環境は激変しているのが現状です。

【環境の激変=ストレス増大】
大人でもそうですが、環境が激しく変化すると(例えば転職とか部署が変わったりとか)
かなりストレスがかかります。
新入社員で5月のゴールデンウィーク空けに、退職率が増加するのはこのためです。
自分では、このどうにもならない環境の変化は、短期的に解決できる問題の場合には
心のしんどさが増してきます。
この状態のときに、何が大切かというと、とにかく自分の気持ちを聞いてもらう事が
大切です。
励ましではなく、寄り添うという事ですね。

【質問のしかたを工夫しましょう!】
相手の気持ちを聴き取るには、何が必要でしょうか?
ずばり、質問のスキルです!
この質問のしかたには、さまざまなトレーニング方法がありますが、今回は
質問には種類がある事をお伝えしておきますね。
それは、「閉ざされた質問」と「開かれた質問」のしかたになります。
「閉ざされた質問」=クローズド・クエスチョン
「開かれてた質問」=オープンクエスチョンと言われています。

【閉ざされた質問と開かれた質問の違い】
閉ざされた質問
の場合は、相手にイエスかノーのどちらかを選択して
もらうときの質問です。
例えば、「お昼ごはんはチャーハンにするけどいい?」と言われると
相手は、「いいね!おいしそう💛」になるか「前も食べたから、今日は違うのがいい」と
いう感じですね。

開かれた質問の場合は、「久しぶりの学校だけど、何か心配な事はない?」
「学校の様子はどうだった?」というように、相手が答えを選択できる状態の質問方法です。

ビジネス向けの研修では、このトレーニングをロールプレイング方式でスキルを磨いていきます。
コミュニケーションの質を上げるには、練習が必要だという事なんですね。
お子様との会話をする時に、質問には2種類がある事を思い出していただくだけでも
会話の質は向上していきます。