雨が降ると気温が下がり、晴れると真夏日、雨が降る前は湿度が高くなるなど
この季節は、体調管理が難しいですね。
3ヶ月、休校が続きましたので、体調不良や気力がわかない、集中力が低下している
学校に行きたがらないなど、少し心配な症状が見受けられる事も多いかと思います。
大人もそうですが、急激な生活の変化の反動は、一か月後ぐらいから徐々に出てくる
ケースがあります。
疲れやすい、微熱、睡眠時間の不足などがおもな症状です。
体の状態が不安定だと、心の状態も安定している時とそうでない時の幅が大きくなります。
両方の調子が整うと一番いいのですが、大人でもなかなか、このバランスを取るのは
難しいですね。

【体調を整える】
体の調子を整えるためには、湿度が高いこの梅雨の時期には
①脱水に気をつける
②汗をこまめに拭く(発汗が多いようでしたら、下着を着替える)
③かんきつ類を取って疲れを軽減する(カリウムの摂取)
などです。
脱水の症状には、様々ありますが、わかりやすいのは、「せき」です。
アレルギーで「せき」が出る事もありますが、軽い脱水症状は「せき」が
出る事からわかるケースが多いんです。
熱中症の症状は、かぜ症状によく似ています。発熱やのどの痛み、せきなど
ですね。比較的小さいお子さんの場合は、この「せき」を目安にするといいですよ。
スポーツドリンクを2倍に薄めて飲むとか、麦茶をちびちび飲むとか工夫してみてください。

汗をこまめに拭くことも、熱中症予防には効果的です。
あせもなどの皮膚疾患があると、体に熱がこもりやすくなります。
また、湿度が高い時期には、どうしても湿疹が出やすくなるので要注意です。
学校でも、まめにハンカチで汗を拭く、マスクを途中で変えて清潔に保つなど
出来る事から実践してきましょう。
体の汗をふき取るだけで、体温が下がりやすくなります。
プロのサッカー選手は、ハーフタイムの時に着ているユニフォームを全て
着替えるなどの対応をしています。
体の疲れ方がかなり違ってくるんですよ。