あの熊本地震から、もう5年も過ぎてしまいました。
実感がわきません。
人吉・球磨地域への大きな被害はありませんでしたが、
あの強い揺れは忘れられません。
2度の大きな地震を経験し、余震とは呼べないほどの揺れに
とりあえず、車に毛布と必要な避難道具を準備していました。

4月14日づけの熊日を朝刊を読んでいると、熊本市出身のNHKアナウンサー
武田真一さんの記事が掲載されていました。
3月まで、クローズアップ現代プラスのメインキャスターを務めていた方なので
皆さん、よくご存じかと思います。
柔らかい笑顔と聴き取りやすい声とトーンは、緊急の災害時でも、しっかりと
耳に入ってきます。
昨年の今頃は、よくわからない新型コロナウィルスの件でも、懸命に真実を伝える
姿勢に、柔らかなオーラとは別に凄みを感じたものです。
おかげ様で、正確な情報を得る事が出来て安心が増えました。

記事の内容は、熊本での地震が震度7のニュースを自宅で聞いた事から始まります。
ご家族の安否確認の状態やそのまま職場に向かう様子などが記されています。
報道をする側の自分と家族の安否確認がなかなかできない状態での災害報道
は、メンタル強くないと出来ないなぁと率直に思いました。

大きな災害は、東日本大震災もそうですが、徐々に情報が少なくなってきます。
武田さんの故郷への思いが、よく伝わってくるのと同時に、伝えてとしての
責任感がひしひしと迫ってくる内容です。

ここ一年あまり、クローズアップ現代プラスの武田さんを見続けたせいでしょうか?
熊日の記者の方が、起こした記事なんですけどね。
武田さんらしい感じにあふれています。
直接、取材されているので、不思議ではないんですけど、これがプロの記者の力
なんでしょうか?

武田さんの「皆さんの声を自分の心に浸して、その波紋を伝えたい」・・・
という思い。
伝わってますよ!武田アナウンサー!
有難うございます。熊日のお二人の記者さん!
愛に満ちた、いい記事です。
元気でましたよ~っ!