「見る」「聞く」「考える」

年中~年長クラスを対象としている。太鼓は園で購入してもらい、大太鼓・締め太鼓、チャンチキなどの楽器をそれぞれのパートによって指導を行っていく。

和太鼓の楽譜は独特なので、楽譜を読みながら覚えるのではなく、リズムをたたいて見せてそれを、たたきながら覚える伝承指導が主体となる。

演奏する曲は販売されている曲から、指導者がみずから作曲した曲までを提供。園の子ども達のレベルや園からの要望をふまえて最適な内容の曲を選曲して指導にあたっている。

和太鼓指導イメージ

通常は2~3曲を練習していくが、その中には太鼓のたたき方やたたき方による音の違いまたはリズムの取り方、音の強弱など多岐にわたって指導し、子ども達に音楽で感動してもらうことが目標。15年のキャリアで400人に及ぶ指導実績を持つ。

和太鼓の演奏に欠かせなのが「チームワーク」と言われるように、一人が早すぎたり遅すぎたりするリズムで演奏し始めると全体の曲が成立しない。和太鼓の演奏を通して、仲間を助けたり、助けられたり相互援助の精神を養えるところも魅力のひとつである。

和太鼓の発表は主に「運動会」で行われるが「発表会」での披露などにも活用されている。みごとに全員が息の合った演奏を披露すると保護者や園の関係者などからは歓声と拍手が沸き起こり、子ども達には達成感と喜びの笑顔でいっぱいになる瞬間がある。

このように和太鼓の指導にも、継続して練習する事が必要となるため、担任の保育士の指導も重要な役目となる。次の指導日までの指導ポイントやそれぞれの子ども達への練習方法などを、その都度打ち合わせをして、曲の精度を上げていく。

和太鼓指導を取り入れている園には、イベント出演の依頼が多く寄せられるため発表後に出演を数回するところもあり、園の名前が全面に出るため宣伝効果が高い事もひとつの特徴と言える。