体操男子内村航平選手のまさかの予選落ち…というニュースに
しばらく呆然となっていました。
流れるような演技に、力強い難度の高い技、舞い降りるような着地と
数えればきりがない魅力ある選手。

ニュース映像で語られる内村さん自身のコメントは、冷静に自分を振り返るものでした。
小さいころから、オリンピックを目指して練習を積み重ねた時間は、きっと濃厚なものだった
と思います。

3~4歳ぐらいから、サッカーや野球などプロを目指して、頑張っている子ども達がいます。
小学生になれば、週に3回程度の練習に土日は遠征です。
小さくてもアスリートですから、家族の支援は大変なものです。
送迎にバランスのとれた食事、ユニフォームの準備に熱中症対策など、さまざまな事が必要に
なってきます。

てつや先生も体操選手でした。
痛みをこらえて、練習をする姿に「少し休んだら…」とは言えませんでした。
プロテクターを手入れしたり、練習の振り返りをする様子は真剣そのものでしたから

感動する演技やプレーをするアスリートは、いつも万全の体調という訳ではないでしょう。
痛みやケガが全くないという状態は、あまりないのかもしれません。
それでも、目指したいものがある。
素晴らしい事だと思います。

勝ちか負けるかの世界。
常に実力を順位で突きつけらる環境に身を置いている全ての人たちへ
この世界のどこかに、応援している人たちが必ずいる事を伝えたいと思います。

内村さんお疲れ様でした。
貴方がたどった道は、たくさんの感動と生きる勇気を与えてくれました。
ありがとう!今も変わらず輝いています。