蒸し暑かったり、気温が高くなったかと思ったら、朝方の気温の低さに
目が覚めてしまったりと、6月の梅雨は体調管理が難しいですね。
中医学では、この時期の過ごし方が真夏の暑さに対応するためには
とても大切なんだとか。

特に気をつけたい点をご紹介しますね。
①6月いっぱいは、冷たいものを控えること
これは、飲み物だけではなく食事にも言える事です。
湿度が高くなるとどうしても麺類が多くなりますよね。そうめんとか中華麺とか
食欲がない時などは、さっぱりとして食べやすいのでついつい・・・。
という事があります。
冷たい食事は、体を冷やしすぎるので、汗をかきづらい状態になります。
真夏になると、この発汗がしずらい体はかなり負担がかかりますので要注意です。
なので、運動前の「アイスクリーム」は厳禁です!
体が冷えるだけではなく、脂肪分の消化に時間がかかりますので、胃腸に負担が
かかりまから、ご注意ください。
お腹が痛くなっちゃうよ~っ💀

②豆類を意識して多めに食べる
豆類・・・・。豆腐に納豆に、小豆に旬の野菜だと「インゲンまめ」とかです。

豆類には、ご存知の通りたんぱく質が豊富に含まれますが、食物繊維や炭水化物
ビタミンなども含まれていますので、胃腸の弱りやすい時期には、積極的に
食べておきたいものです。
もともと、種子なので、発芽するためのエネルギーが蓄えられています。
元気がないときには、豆類を食べる事で体の疲労やむくみの調整をしていたのでしょうね。
私の母の年代の人たちは、お祝いや法事、お祭りなどのときはかならず「赤飯」を
用意します。
特に地域のお祭りの時期は、ちょうど農繁期が落ち着いて一段落という時になりますので
疲れた体を癒すのに、自然と食べて栄養をとっていたのかもしれませんね。
夏バテで体調がすぐれないときに、赤飯や小豆類を食べると調子が戻る体験を
した時がありますので、昔の人はスゴイ知恵を持っていたんだぁ~っと感心してます。

今年は、新型コロナの休校の影響で子ども達の筋力がかなり低下しています。
ちょっとだけ、甘いものを控えるだけで、メンタルが落ち着いてきますので
野菜で糖質の高い「とうもろこし」や「トマト」や「果物」などをおやつに考えていただくと
有難いです。
最近は、飲みやすい「野菜ジュース」も販売されていますので、お試しくださいね。