小さいお子さんにとって、跳び箱の八段は、けた違いに高いものです。
自分の身長より高い段数を跳ぶのは、かなり勇気が必要です。
まずは、高さに慣れる事から始めます。
この時に大切なのは、本人の意志です。
やってみたい!と思ったら、まずはチャレンジです!

跳びたい段数の跳び箱からチャレンジ!

全員が、八段にチャレンジしなくても構いません。
出来なくても、やってみたいと思ったら、まずは跳び箱によじ登って
ジャンプしながら降りるの繰り返しからです(笑)
思った以上に高さがあるので、降りるのも勇気がいります。
普段の生活の中で、高いところから跳び降りるという体験が少ないので
みんな楽しそうです。

助走を速く走る!

跳び箱を跳ぶためには、助走が大切です。
いつものペースで走っていても、踏切りが出来ない事を子ども達は体感します。
走るスピードが速くなると、今までの踏切りのリズムが変化してきますので
全体の調整をしながら、徐々にジャンプ力をつけていきます。
速く走るための練習は、「なわとび」がおすすめです。
特に後ろ跳びを練習すると、脚力がつきますよ!
おためしくださいね。

身長よりも高い跳び箱を跳ぶときには…。

年中さんたちにとっては、跳び箱の八段というと、自分の身長よりも高い段数になります。
この場合は、踏切り板を蹴ったら、跳び箱の前に手をつくのではなく
跳び箱の上にジャンプをするように指導します。
真っ直ぐ上にジャンプですよ。

跳ぶ高さが必要な場合は、とにかく力強くジャンプする必要があります。
ジャンプした高さが足りないと、そのまま跳び箱にぶつかるからです。
踏切り板の上で強く跳ねないとうまく跳び越えれられないので
前に飛ぶイメージを練習の時に訓練します。
イメージ力ってスポーツには大切な要素です。

まずは、やってみる!を大切に

無理な高さだなと思っていても、一度はチャレンジしてもらいます。
実際に体験してみるのは、とても大切ですよ。
やってみると面白いに繋がって、出来た!という結果が生まれます。
チャレンジって楽しいですよ。