熊日読んでます?
ほとんどインターネットのニュースサイトで済ませてますという方が
多いのではないでしょうか?
新聞の情報は、池上彰さんがいうように必要な情報をカテゴリー別に
取っておくことができるのと、自分自身が今何に興味があるのかなどが
わかって、おもしろくて便利なツールです。
熊日の毎週木曜日には、「子育てのページ」と「教育のぺージ」が
とても勉強になります。
教育のページには「相談室より」という連載があって、実例とそのような
状態になったときに、どこに相談したらいいのかが記載してあり
悩みを抱えている方には、ほんとにありがたい情報があります。
今回は、「不登校は子供からのSOS」という記事でした。
お子さんはいじめが原因で、学校に行きたがらず、心配した
お母さんは、学校の先生たちと相談して「登校刺激」という方法を
とったんですが、これがうまく効果がでなかった。
読み進めていくと、「登校刺激」イコール「強制登校」なんですね。
こんな方法って、今あるのかぁと思ったのが、正直な感想でした。
その後、このお子さんがどうなったのか、学校の対応がどうだったか
という内容に記事になるのですが、ほんとに親御さんも学校の先生も
一所懸命なのに、結果が出ないときって、ほんとに苦しいだろうなと
思うんですね。
この方は、思い切って、この記事に紹介されている相談機関に
連絡をして対処をされたようです。
メンバーには、現職・退職教師や大学の研究者がいるので、多方面から
アドバイスをもらえるようですね。
私も以前に、福岡大学の市民セミナーに「子供たちの不登校の現状」を
テーマにした講座を受けに行ったのですが、小学生の先生方がかなりの人数
参加してらして、びっくりしたのを覚えています。
その時の講座の内容も興味深いものがありましたし、参考になる部分が
たくさんありました。
担当されていた教授は、不登校の子供たちの教育の実績もあり、子供たちが
おかれている現状の厳しさを感じた時間でもありました。
最後に熊日に掲載されていた相談窓口の連絡先をお知らせしておきます。
親と子と教職員の相談室 096-372-1525
熊日日新聞の記事の掲載日は、平成30年4月19日です。